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駒商を通じて国際社会の役に立ちたい。「駒屋駄菓子店」「駒屋食堂」を手がける駒走社長の伴走者、澤田専務にインタビュー(後編)

2023.8.24
公式ブログ

「駒屋駄菓子店」と「駒屋食堂」を運営する駒商。
リーダーとして牽引する駒走社長の良き伴走者である澤田専務に、どんな目標があるのかをうかがいました。

こども食堂での取り組みは国際社会に貢献することにつながる

――地域のコミュニティになっているこども食堂で、どのような化学反応が生まれるといいな、と思いますか?

澤田:駒屋食堂は幼児から大人まで来れるこども食堂です。大学生まで無料。
大学生が高校生や小学生の学校での悩みを聞いたり、子どもたちがおじいちゃんおばあちゃんにスマホの操作方法を教えたり、ママ同士だけでなくパパ同士のつながりを持てたり。 そんな光景が広がるといいなと思いますし、私たちが思う以上にコミュニティが広がっているようにも感じています。

――7月末には夏祭りを開催されました。

澤田:浴衣の着付けをするよ、とお声がけをいただいたり、戦争の経験を通じて平和の大切さを語ってくださる方から語り部のお申し出を受けたり。たくさんの方にお越しいただきました。ボランティアさんも含めると約180人。ヨーヨー吊りやスーパーボウルすくい、駄菓子の射的など、昔ながらのお祭りに子どもたちも目を輝かせていました。

――今後、どのようなことに取り組んでいきたいですか?

澤田:今こども食堂で作っているのはカレーのみですが、世界の料理を作ってみたいです。
「日本人の口にも合うね」「ちょっと辛い」「何の香辛料だろう」と、料理を味わいながら、その国のことを教えたり、世界地図にピンを打ったりして、世界に目を向けるきっかけを作りたいなと考えています。
子どもたちがもっと広い視野を持つことが、私が目標に掲げている国際社会への貢献にもつながると思っています。

こども食堂から国際社会への貢献へ

――地域への貢献でいま進んでいることは他にありますか?

澤田:宝塚市社会福祉協議会からご連絡をいただき、駒商がクールシェアスポットになりました。ふらっと立ち寄り、涼しい場所で、そこに居合わせた人たちと何気ないお喋りを楽しむ、小さな「つどいの場」です。子どもたちが宿題をしにきたり、おじいちゃんおばあちゃんに散歩がてら涼んでもらったり、そんな風に使ってもらえたらと思います。

――こども食堂のその先で叶えたい目標や夢を教えてください。

澤田:やはり国際的なことにつなげていきたいです。地域の子どもたち、日本の子どもたち、アジアの子どもたち、世界の子どもたち。子どもたちの夢を叶えるきっかけになれたら嬉しいですし、「可能性がある」ことや「人は変わることができる」ことを教えていきたいですね。私の目標の一つでもある、女性の就労支援にもつなげていければ、と思います。