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防音工事の費用やポイントを徹底解説!

2023.4.11
公式ブログ

こんにちは、駒商(コマショウ)のゆるキャラ、コマガッテンだガッテン。

音って近隣の問題もありますよね。
例えば受験生がいるお家では、夜遅くまで勉強している時に隣のリビングのTVの音が聞こえてしまうだとか、寝室の隣がトイレで寝ている時にトイレの流す音がきになるとか、そういうことがあります。

趣味の映画鑑賞のために地下室を作られるお客様もいらっしゃいますが、防音をきちんとしないと大音量の音が漏れてしまうことも。

オーケストラに出られるお客様からは防音について問い合わせをいただくことがあります。

音は必ずしも真下や真上に行くとは限りません。
斜め上や斜め下はもちろんですが、風に乗って遠いところまで聞こえることもあります。
音の問題は簡単そうで複雑なんです。
人によってはその音のことで、ストレスになって眠れないことも。

ただ、防音工事は実は簡単ではないんです。

6畳のお部屋を防音工事しようと思うと、おおよそ300万円かかります。
エアコンのダクトや換気や窓など、防音用のものを設置しなければなりません。
6畳のお部屋だったとしても四方の壁が厚くなるので、実質4畳半ほどの大きさになってしまいます。
それくらい壁を厚くしないといけません。

いろいろな音がある中で快適に暮らすためには、音を入れない・出さないということが大切です。
比較的快適で静かに生活できる音は、40dB~50dB。
それ以上の音が周りにある時、あるいはそれ以上の音を発する部屋には適切な遮音構造で音をシャットアウトしたいものですが……。

問題は「費用がかかる」こと。
予想以上にお金がかかってしまうんです。

通常のボードによる施工方法では継ぎ目ができます。
この隙間から音が漏れるので、防音工事ではその上からその継ぎ目を覆うように重ねて、どこからも音が漏れないようにする必要があります。
ボード吸音材やボード遮音性能シートなどを挟み込んで交互に壁を作っていくんです。
一般に防音と遮音は同じ意味で使われ、音を通さないことが防音だと考えられています。
実際は音を通さないことを示す遮音と、室内の音の響きをコントロールする吸音とを合わせて防音と言います。

お部屋の遮音性能だけを高めると、部屋の中に音がビンビン響いてしまい、長時間滞在すると生理的な苦痛を感じてしまいます。
快適な住まいづくりの防音は、遮音だけではなく室内の音の響きにも考慮した吸音が大切です。

専用の防音室を作るには、室内にただ吸音を施すのではなく、用途に合わせて吸音材料を選定する音響コントロールが大切です。

つまり……本気で防音を考えている方は、防音のプロに頼んでください!
防音専門の会社もあります。それくらい防音は奥が深いんです。