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外壁塗装の工程と工事期間!外壁のみは7~10日?屋根も塗装すると2週間?

2022.10.17
リフォームコラム

外壁塗装の工程と工事期間!外壁のみは7~10日?屋根も塗装すると2週間?

外壁塗装の工程や工事期間は、家の大きさや工事内容などで大きく変わります。そのため、予想外に工事期間が長引いてしまうのを防ぐには、どんな原因で工程や工事期間が変わるかを早めに知っておく必要があります。

今回は外壁塗装を検討中の方に役立てていただくため、工事期間の目安と具体的な工程を詳しく解説します。工事が遅れる原因や塗装をすべき家の状態についてもお伝えしていますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

外壁塗装の工事にかかるおおよその期間とは?

外壁塗装のおおよその工事期間は、30坪台の家で7〜10日です。さらに屋根塗装も加わると2週間ほどの工事期間が必要です。ただし家が大きくなるのに連れて、期間は以下のように変わります。

30坪40坪50坪60坪
外壁塗装のみ7〜10日9〜12日11〜14日13〜16日
外壁塗装+屋根塗装11〜14日13〜16日16〜19日18〜21日

※日数は目安であり、天候や建物状態などでさらに日数がかかることもあります。

外壁塗装の各工程と期間の解説

30〜40坪ほどの建物の外壁塗装と、屋根塗装を同時に行う場合の工程は次のようになります。

外壁塗装の工程

下の表は外壁塗装の工程の目安です。補修範囲が広かったり一緒に他の工事を行ったりするときは、日にちがずれることがあります。

日数工程内容
1日目足場組み家のまわりに足場を組み養生ネットを張ります。
2日目高圧洗浄外壁の汚れを落とし塗料を付きやすくします。
3日目補修・養生外壁に割れなどがあれば補修し、塗料が付かないよう窓枠などに養生をします。
4日目下塗り通常は下塗りから始めて3回塗装します。下塗りは専用の塗料を使うことがあり、中塗り上塗りと色が異なる場合があります。
5日目中塗り
6日目上塗り
7日目付帯塗装雨樋や雨戸、戸袋、破風などの塗装を行います。
8日目仕上がりチェック

追加補修

仕上がりを確認し、追加の補修があれば行います。
9日目足場の撤去

片付け

足場を撤去し道具やゴミを片付けます。

屋根塗装の工程

屋根塗装を外壁塗装と同時に行うときは、以下の工程が外壁塗装の6日目と7日目の間に入り、合計の日数が13日になります。

日数工程内容
1日目屋根補修屋根材や棟部分に割れやズレなどがあれば補修します。
2日目下塗り屋根も通常は3回塗ります。高圧洗浄は外壁塗装の2日目に行います。
3日目中塗り
4日目上塗り

工事が遅れる原因

建物の大きさ以外に、工事が目安の期間より遅れてしまう原因があります。こちらも合わせて把握しておくと、希望の完成時期より遅れてしまったという事態を防げます。

梅雨や台風の季節である

外壁塗装は雨が降っていると作業ができません。塗料が流れてしまったりムラができたりして、きれいに仕上がらないためです。また足場や屋根が濡れていると、職人が足を滑らせて事故につながる危険性もあります。梅雨や台風の多い時期は、工事期間を目安より長めに見ておくようにしましょう。

外壁や屋根の傷みが多い

外壁や屋根の傷みが多いと、工事が長引くこともあります。補修は手作業の部分が多く、数が多いとどうしても時間がかかるためです。

下から建物を見上げているときは気付かなくても、足場を組んで2階の外壁を間近で見たり、屋根に上がったりすると補修箇所が見つかることもあります。特に築年数の古い建物では、工事期間にゆとりを持っておくことをおすすめします。

費用を抑えるには外壁と屋根をセットに

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、建物のまわりを囲う足場の費用が1回分で済み、工事の費用を抑えられます。外壁と屋根の塗装を別々に工事すると、それぞれで足場の費用がかかってしまいます。

屋根塗装では足場がいらないように感じるかもしれませんが、職人の安全確保のために必ず設置します。また高圧洗浄での水しぶきがまわりに飛ばないように、養生ネットを張るためにも足場は必要です。

外壁塗装が必要なサイン

外壁塗装が必要な時期かどうか、お客様自身である程度判断できるサインを紹介します。早めに塗装をすべきか確かめておくと、劣化が進んでしまい費用が余計にかかることを防げます。

色あせ

色があせて薄くなり、以前のような鮮やかな色がなくなっているようなら塗装を検討しましょう。雨風や紫外線で塗装が劣化しており、外壁を保護する役割も失われています。毎日見ている自宅だと変化に気付きにくいかもしれませんが、まわりに新しい建物があれば見比べてみると気付くこともあります。

チョーキング現象

外壁を手で軽くなでたときに、粉状になった塗料が手に付くのがチョーキング現象です。塗装の劣化がさらに進んだときに起こる現象で、外壁から塗料が剥がれ始めています。雨が外壁に染み込むようになっている可能性があり、早めに塗装業者に相談することをおすすめします。

塗膜の膨れ剥がれ

表面にレンガ柄などのシートが貼ってあるデザインサイディングでは、年数がたつとそのシートが剥がれてくることがあります。バルコニーの角や窓枠の下などに良く見られ、そこから外壁に雨水が染みこんで剥がれがさらに広がります。この場合も早めに補修や塗装を検討した方が良いでしょう。

外壁のひび割れ

外壁のひび割れをそのままにしておくと、奥に雨水が入り込み柱などの構造材を傷める可能性があります。またひび割れの断面から外壁が水を吸って、さらに割れが広がることもあります。症状が進んでしまうと外壁の張替えになる恐れもあるため、早めに塗装業者へ相談するようにしましょう。

シーリング材の割れや剥がれ

外壁同士や窓枠との継ぎ目を、シーリングという防水材で埋めている建物があります。このシーリングは早ければ施工後5年ほどで劣化が始まります。割れたままにしておくと、外壁の奥に雨水が入って柱などを傷める可能性があります。

一度シーリングの状態を確かめ割れや剥がれが現れているようなら、補修を兼ねて外壁塗装の検討をおすすめします。

塗装を長持ちさせるための業者選びのコツ

塗装は、依頼する塗装業者次第で仕上がりの良し悪しや、長持ちするかが変わってしまいます。せっかく塗装しても数年で色あせなどが起きてしまわないように、次の点を確かめながら塗装業者を選ぶようにしましょう。

工事期間が極端に短くないか

工事期間が極端に短い業者に頼むと、きれいに仕上がらない可能性が高く要注意。塗装は手作業の部分が多く、急いで工事をすれば作業が雑になるためです。また乾燥時間も十分に取れない可能性があり、色ムラや年数が経ったときの塗料の剥がれにもつながります。

3度塗りになっているか

塗装費用を安くしている業者の中には、塗装を3度塗りではなく2度塗りにしているところもあります。塗装の回数を減らせば、塗料の費用や職人への報酬が少なくて済むためです。しかし塗りの回数が少なければ発色が悪く、しかも短い年数しか持たない塗装になってしまいます。

見積りの内容が明確か

見積りに工事内容が細かく書かれているかも、必ずチェックしましょう。中には工事の内訳がなく、まとめて一式の金額で見積りを出す業者もあります。これでは行う工事が不明で、手抜きをされてもわかりません。必ず、内訳が細かく書かれており、どんな工事をするかが明確な業者を選ぶようにしましょう。

無料診断の案内とまとめ

私たち駒商では外壁や屋根の塗装が必要な時期かどうか、また工事を行う場合、期間や費用がどれぐらいかかるかなどを無料で診断しています。

・気になる部分があるけど塗装をすべきかわからない

・工事期間がどれくらい必要か具体的に知りたい

・金額がいくらかかるか心配だ

という方は、お電話やホームページのお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

塗装は行うべきタイミングを過ぎてしまうと、工事期間も金額も余計かかるようになってしまいます。費用を抑えて希望の期間内で工事できるようにするなら、早めに検討することをおすすめします。